検査について

胸部レントゲン(CTR)

図1
レントゲン結果
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 当院では定期 胸部レントゲンは週末(金曜日もしくは土曜日) 月2回行っております。透析患者さんにおいてはドライウエイト決定のための補助検査として心胸比(以下CTR)を利用しております。
 測定したCTRについてはご本人に前回、前々回のCTRを加えて用紙でお渡ししております。(右図1

 その他、レントゲンでは肺の異常(癌、肺炎など)、胸水、肺うっ血など早期発見の目的で観察しております。

心胸比はどのように測るのか?

 深吸気時に正面から撮影された胸部X線写真上で計測し、胸郭横径に対する心横径の比率を百分率で表した指標です。(図2


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図2)心胸郭比(CTR)はB/A×100%で求められ、成人では通常50%以上で心拡大と判定されます。図左の健常者では42%ですが、右の弁膜症患者さんでは、66%で心拡大あり、と判定されます。

 撮影時の吸気が十分でないと、心横径がほぼ不変なのに対して胸郭横径が小さくなり、CTRが過大評価されてしまいます。
 また、測定時の体位によっても変化します。

透析患者の目標値

 CTRの正常値は50%以下とされているが、個人差が大きく影響する。高血圧罹患歴の長い患者、心弁膜症などを有している患者、透析導入前の貧血が著しかった患者などでは心肥大(心臓の壁(心筋)が厚くなった状態)を伴っていることが多く、必ずしもCTR 50%以下にならないことがあります。本人との相談で決定することもあります。
当院でのドライウエイト(DW)決定の方法を参照ください。

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