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インフルエンザについて

インフルエンザについて

インフルエンザはインフルエンザウイルスによる肺と気道の感染症で、毎年晩秋から初冬にかけて世界各地でインフルエンザが発生し流行します。またインフルエンザの流行には2つの波があり、まず学校に通う小児とその家族に発生したあと、次に高齢の自宅療養者や長期療養施設入所者に生じます。

インフルエンザウイルスにはA型とB型の2つのタイプがありますが基本的な状態や症状はほぼ変わりません。このウイルスは、感染者のくしゃみやせきで周りに飛び散った飛沫を吸いこんだり、感染者の鼻の分泌物に直接触れたりすることで感染します。
感染すると約1~4日後にまず悪寒(さむけ)が生じ、38〜39度の発熱、鼻水、のどの痛み、せき、頭痛、筋肉痛、関節痛、全身のだるさ(けん怠感)が生じます。
感染した人は症状から判断して自分でインフルエンザの診断を下せることも多いのですが、ときには呼吸器の分泌物や血液のサンプルを分析してウイルスを確認しなければならない場合もあります。
また毎年インフルエンザの予防接種を受けることは最良の予防法です。

インフルエンザワクチンの予防接種
最重要

当院では針の痛みを和らげる目的で「無痛センシ(ムツウ戦士)」という機器を使用しています。針にさされる痛みをできる限りなくしております。 ぜひ、当院でのワクチン接種をしてみて下さい。

インフルエンザウイルス感染症にかかりにくい、あるいはかかっても軽くすむ確率が高くなると言われている方法があります。それはインフルエンザワクチンの予防接種をすることです。それによりインフルエンザによる重症化や死亡を予防する効果が期待されます。

インフルエンザワクチン接種が勧められる人

  • 50歳以上の人
  • 小児(生後6カ月~5歳)
  • 長期療養施設の入所者
  • 成人および生後6カ月以上の小児で、糖尿病、慢性の心疾患または肺疾患腎不全、ある種の血液疾患がある人、または免疫機能が低下している人
  • 上記にあてはまる人の家族と介護者
  • 生後6カ月未満の乳児の家族と養育者
  • 医師と医療従事者
  • 妊婦
  • 18歳未満の小児で、日常的にアスピリンを服用している場合(インフルエンザにかかるとライ症候群になる危険性がある)

★当院では15歳以上の方を対象にワクチン接種を行なっております

インフルエンザワクチン接種が勧められない人

  • 卵に対して強いアレルギーがある人
  • 以前に受けたインフルエンザ予防接種で重い副作用が出たことのある人
  • ギラン・バレー症候群の既往がある人
  • 現在、発熱性の病気にかかっている人(軽いかぜを除く)

ワクチンの効果
持続は約5ヶ月です。接種後、抗体がつくまで2週間ほどかかりますので、お早目の接種をお勧めします。

接種後
当日の入浴は接種後30分以上経過すれば差し支えありませんが、接種部位を強くこすったりもんだりしないでください。また、接種当日は飲酒や過激なスポーツは控えてください。

インフルエンザにかかってしまったら
ワクチンを接種しても絶対にインフルエンザにかからない、という事ではありません。(ワクチンの接種目的は重症化を防ぐことにあります。)インフルエンザの症状がありましたら(感染拡大の予防のため)早めの受診をお勧めします。