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自身でできる管理(シャント)

Date:2014年09月05日

血液透析をするうえで患者さん自身できるシャント管理があります。シャントは透析をするうえで絶対に必要なものです。

①見る ②触るもしくは聞く ③清潔にする

 

①『見る』ことは

  1. 穿刺部瘤(こぶ)、シャント吻合部瘤:
    狭い場所があります。
  2. 針を抜いた後の血が止まりにくい(止血困難):
    狭い場所か毎回同じ針穴での穿刺の可能性があります。
  3. 穿刺部感染(皮膚が赤くなる):
    早急にスタッフに声をかけてください。悪くなる可能性があるので透析時に抗生物質での治療を必要となります。特に人工血管(グラフト)がある方は透析がない日でも連絡をください。

 

②『触るもしくは聞く』

シャント吻合部(血管をつなげる手術をした場所)を触ってシャントの音があるか?触って分かりにくいときは聴診器できくことが大事です。

 

③清潔にする

この清潔にすることが一番大事と思っております。特に穿刺前に消毒を十分にしますが、透析室に入ったときに透析ベットの近くに洗面所がありますのでよく洗ってください。