特 徴
万が一の感染症・合併症も早期発見・対応するための医療設備
昇陽会では、皆さんがより安心して通院していただけるよう、小規模クリニックでは常設されていないことも多いシャント用手術室をはじめ、感染症・合併症を早期発見するためのレントゲン室や超音波診断機など、透析治療に必要充分な医療設備を整えています。
共通の設備(阿佐ヶ谷・南池袋・高円寺)
透析室
透析室では、より快適な時間を過ごしていただけるよう、様々な工夫が凝らされています。一日2回の清掃・消毒に加え、年に一度寝具一式全て真新しいものと交換。ベッドの高さの希望はもちろんのこと、一床ごとに一台のテレビ、身の回りの物を置けるオーバーテーブルが完備されているので、コンピューターなどのお持ち込みもご相談ください。そして、一人ひとりにロッカーが完備され、私物の管理にも安心です。また、透析後もロビーでゆったりと寛げ、患者さん同士、医師や看護師との気楽な交流の場になっています。
阿佐谷すずき診療所の設備

超音波(エコー)機器
透析治療を続けていく間に心配される様々な合併症・感染症などの予防・早期発見のため、年一回定期的に腹部エコー・女性は乳房のエコー検査(女性検査技師が対応)を行っています。シャントの管理としてエコーを当院では利用しております。シャントトラブルに関しては自信をもって検査いたします。
膀胱鏡(膀胱内視鏡)
膀胱鏡は、細いカメラを尿道から挿入して膀胱の中を直接観察する検査です。
血尿の原因や膀胱炎、膀胱がん、膀胱結石の有無を詳しく調べるために行います。
当院ではオリンパス膀胱内視鏡を使用しております。

検査の流れ
- 尿道にゼリー状の麻酔薬を入れてから、カメラを挿入します。
- 検査時間は 数分~5分程度 です。
- 大きな痛みは少なく、多くの方が「少し違和感がある程度」と感じます。
1.種類
・硬性膀胱鏡
従来型の硬い内視鏡で、柔らかい内視鏡に比べて太いので少し痛みがあります。
・軟性膀胱鏡 当院ではこちらを使用
患者の苦痛が少なく、外来での検査や高齢者への検査で有用。
現在は画質の良さと内視鏡自体が細いので定評があります。
2.軟性鏡の利点
患者の苦痛が少なく、外来での検査や高齢者への検査で有用。現在は画質の良さと内視鏡自体が細いので定評があります。

3. NBI(狭帯域光観察)について
当院の膀胱鏡には NBI(Narrow Band Imaging:狭帯域光観察) という特殊な機能があります。
- 通常の白色光では見えにくい 小さな腫瘍や血管の変化 が、よりはっきり見えるようになります。
- そのため、膀胱がんの早期発見に役立ちます。

検査の安全性
出血や感染のリスクはごくわずかですが、検査後に軽い血尿がありますが、すぐに改善します。排尿時の違和感が出ることがあります。ほとんどの場合、数日で自然に治まります。
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サーモグラフィー装置
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エンドトキシン測定器
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電子カルテ(管理)
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デジタルX線画像診断装置
その他
自動解析心電計/脈波測定器/ホルター心電計/電解質測定器/炭酸泉水作製装置/クリットラインモニター/血液ガス測定器/緊急除細動器